こんにちは。いがらし歯科、副院長の五十嵐です。
皆さんは、最後に歯科医院に行ったのはいつですか?
「歯が痛くなった時」「詰め物が取れた時」という方が多いかもしれません。
日本では長らく「歯医者は悪くなった歯を治療する場所」というイメージがありましたが、最近では「悪くならないように予防する場所」へと意識が変わってきています。
今回は、なぜ痛みがなくても定期検診を受けることが大切なのか、その理由をお話しします。
1. むし歯や歯周病の早期発見・早期治療ができる
むし歯や歯周病は、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。「痛い」「しみる」と感じた時には、すでに病気が進行していることがほとんどです。
定期検診を受けていれば、自分では気づかない小さな異変をプロの目で見つけることができます。早期に発見できれば、治療も簡単に済み、期間も短く、費用も抑えることができます。
2. 自分では落とせない汚れをリセットできる(プロケア)
毎日しっかり歯磨きをしていても、歯ブラシだけでは落としきれない汚れ(バイオフィルムや歯石)がどうしても溜まってしまいます。これがむし歯や歯周病の原因菌の住処となります。
定期検診では、歯科衛生士が専用の器具を使って、普段の歯磨きでは落とせない汚れを徹底的にクリーニングします。終わった後の歯のツルツル感は、とても気持ちが良いですよ。
3. 全身の健康を守ることにつながる
お口の健康は、全身の健康と深く関わっています。特に歯周病は、糖尿病、心疾患、誤嚥性肺炎など、さまざまな全身疾患のリスクを高めることがわかっています。
お口の中を清潔に保つことは、体全体の健康を守るための第一歩なのです。
まとめ:一生自分の歯で食事を楽しむために
「80歳で20本の歯を残そう(8020運動)」という言葉がありますが、定期検診を受けている方は、そうでない方に比べて残っている歯の本数が明らかに多いというデータがあります。
いつまでも美味しい食事を楽しみ、健康で豊かな生活を送るために、美容院に行くような感覚で、数ヶ月に一度の定期検診を習慣にしてみませんか?
